Arcserve Japan、メールアーカイビング ソリューション『Arcserve UDP Archiving v6.0』を発表

電子メールの長期保管、監査や証拠開示の際の簡単・迅速なアクセス、法規制や社内コンプライアンスへの対応を実現

2017年10月16日 
 

arcserve Japan合同会社(本社:東京都千代田区、社長:江黒 研太郎 以下、Arcserve Japan)は、データ保護ソリューションのラインアップにメールアーカイビング ソフトウェア「Arcserve® UDP Archiving v6.0」を追加し、2017年11月15日より受注開始、11月20日より出荷開始することを発表します。

Arcserve Japanがお客様を対象に行ったメールアーカイビングに関する調査*によれば、メールの長期保管(アーカイブ)は必要だとする回答は87%であるのに対し、実際にメールアーカイブツールを利用して保管しているのは29%と少なく、メールサーバにそのまま残している、またはアーカイブツールを利用していない企業が 71%も存在しました。メールアーカイブが必要だと思う理由としては、「コンプライアンス・監査のため」が 66%と多く、次いで「法規制や法的開示要求に対応するため」が 43%、「メールシステムのストレージ削減のため」が 32%(複数回答可)という回答が得られました。またメールアーカイブに必要と思われる機能のトップ3は、「高度で高速な検索」が 62%、「多くのメールシステムに対応」が 60%、「保管場所を選ばない(クラウド/オンプレミスなど) 」が57%(複数回答可)と、複雑化するIT環境を背景に、メールアーカイビングのニーズも多様化していることが明らかになりました。
*実施時期: 2017年9月、実施方法:インターネット調査、有効回答数:281件、主な企業規模:100-500名

Arcserveでは、こうしたお客様の様々なご要望に応えるため、2017年4月に買収を発表したFastArchiver社のメールアーカイブ 技術を「Arcserve UDP Archiving」として、データ保護ソリューション「Arcserve Unified Data Protection (UDP)」のラインアップに加えました。

今回発表するArcserve UDP Archiving」は、企業運営に必要不可欠な電子メールを長期保管し、監査や証拠開示の際に簡単、迅速にアクセスできることで、法規制や社内のコンプライアンスへの対応を可能にします。メールをアーカイブすることでMicrosoft Exchange Serverなどのメールシステム上に大量のメールを長期保管しておく必要がなくなり、メールシステムのストレージ削減にも貢献します。仮想アプライアンスで提供されるため、オンプレミス、またはクラウド上のVMware vSphere、Microsoft Hyper-V、AWS上に迅速に展開でき、すぐに運用を開始することが可能です。

【Arcserve UDP Archiving v6.0概要】

<主な機能>
1. 法規制や社内のコンプライアンスへの対応
企業の大小に関わらず、海外の企業との取引のある企業は、各国の法規制を順守する必要があります。また、社内外とのやり取りに欠かせないメールをメールシステムとは別に保存することで、法的リスクの回避が可能になります。Arcserve UDP Archiving は、送受信されたメールをすべて収集し、暗号化してオンプレミス、またはクラウド上に一定期間保管することができます。

2. 監査証跡、レポート、役割ベースのアクセス制御
Arcserve UDP Archiving で保管されたメールにアクセスしたユーザ、アクセス時間など、実行されたアクティビティを追跡するログなど、監査時に役立つ機能が搭載されています。また、役割ベースのアクセス制御により権限を明確に分けることで、不正な実行やアーカイブされたメールの改ざんを防ぐなどセキュリティを強化できます。

3. 簡単なキーワードや詳細条件による高速なメールの検索
検索エンジンのような簡単なキーワードから、送受信者、件名、添付ファイルなど、詳細な条件による検索機能を搭載しているため、短時間で膨大なメールから必要なメールを探し出すことが可能です。検索結果はタグ付けやメモを加えて保存できるため、監査や証拠開示が必要な際には再利用できます。万が一、エンドユーザがメールを紛失した場合でも、管理者に依頼することなく自身の操作でリストアできます。

4. 簡単な導入とグローバル対応
Arcserve UDP Archiving は、vSphere、Hyper-V、AWS上に簡単に展開できる仮想アプライアンスとして提供されます。また、ご利用中のメールサーバにソフトウェアをインストールする必要がないため、短時間で運用を開始できます。日本語のみならず、多言語に対応し、海外に拠点展開する企業においても世界の各地で一貫したサポートを受けることができるので、安心して導入いただけます。

<動作要件>
・アーカイブ対象メールシステム
Microsoft Exchange Server / Microsoft Office 365 (Exchange Online)

・Arcserve UDP Archiving サーバ 提供形態
VMware vSphere (OVF) / Microsoft Hyper-V / Amazon EC2 (AMI)

<受注・出荷時期>
受注開始日:2017年11月15日(水)
出荷開始日:2017年11月20日(月)

<価格>
389,000円(税抜)より

Arcserve について

Arcserveは、システムやアプリケーション、データなど業務遂行に欠くことのできないITインフラ全体に対して、包括的なバックアップ/リカバリ・ソリューションを提供するデータ保護の専業ベンダーです。1990年の製品リリース以来、革新的かつ、実績あるバックアップソリューションの提供を継続しています。Arcserve Unified Data Protection (UDP)は、一瞬も止めることが許されないビジネスの要件に確実に応えることができる次世代の統合バックアップ・リカバリ ソリューションであり、これまでArcserveが培ってきたイメージバックアップ製品の技術が基盤となっています。Arcserveシリーズは、Arcserveシリーズは、150か国以上の45,000社のお客様に対して、7,500以上の販売、ソリューションパートナー様を通して導入されています。Arcserveの本社は米国ミネソタ州ミネアポリス市です。Arcserveの詳細については、arcserve.com (Arcserve Japan: arcserve.com/jp )をご覧ください。

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