Arcserve Japan、クラウド対応を強化した統合バックアップ・リカバリ ソリューションの新リリースを発表
Arcserve Unified Data Protection v6.5、Arcserve Backup r17.5と同時に
益々増加するデータに対応した Arcserve UDP 7320 Appliance (24TBモデル)もリリース
2017年3月1日 東京発
arcserve Japan合同会社(本社:東京都千代田区、社長:江黒 研太郎 以下、Arcserve Japan)は、統合バックアップ・リカバリ ソリューションの新リリース「Arcserve® Unified Data Protection v6.5(以下、Arcserve UDP v6.5)」および「Arcserve® Backup r17.5」を、2017年3月13日より出荷、また、「Arcserve® UDP 7320 Appliance」を2017年4月3日より受注開始することを発表します。
Arcserve UDP v6.5は、クラウドをリモートサイトとして活用したリストア時間不要の事業継続機能や、バックアップデータの健全性を自動的に確認し、SLAレポートとして可視化する機能、さらにWindows Server 2016を始めとする新たなプラットフォームへの対応などを新機能として搭載しています。クラウドが本格的な実用段階に入った昨今、クラウドを活用した迅速な災害対策、より確実に復旧するためのバックアップ運用が、企業の事業継続にとってさらに重要な要件になっており、Arcserve UDP v6.5を導入いただくことで、簡単、低コストでこういった要件に対応できます。
また、同時に提供開始するArcserve Backup r17.5は、最新プラットフォームへの対応に加えて、初期投資を抑えた効率的な運用が可能なクラウドを活用したバックアップとリカバリ機能が追加されています。
さらにこれまで12TBモデルのみだったアプライアンス製品のラインナップに、24TBモデルの Arcserve UDP 7320 Applianceを追加します。昨年2月にリリースして以来、お客様から高い評価をいただいている12TBモデルの Arcserve UDP 7300 Appliance と同様、バックアップ・リカバリ用に最適化されたハードウェアにArcserve UDP Advanced Editionをプリインストールした状態で提供されます。
<Arcserve UDP v6.5の 主な新機能>
リモートDRサイトとしてAmazon Web Services (AWS) EC2 を活用
バックアップデータからあらかじめ仮想マシンを作成しておくことで災害に備える仮想スタンバイ機能が、AWS EC2 上で利用可能になりました。仮想スタンバイによってリストア時間が不要になるため、業務サービスを AWS ES2 上ですぐに再開できるうえ、平常時は仮想マシンが稼働しないため、低コストで災害対策を実現できます。
バックアップ データの健全性を確認するアシュアードリカバリ
バックアップ データの破損に気づかずバックアップ運用を継続していると、いざという時に正しく復旧できない事態が発生します。アシュアードリカバリは、バックアップしたデータを本番データと同じ状態で自動的に確認できるため、いざという時に復旧できないといった事態から解放されます。
Window Server 2016 のサポート
Windows Server 2016 を、Arcserve UDP のすべてのコンポーネントでサポートします。Window Server 2016 が稼働する物理サーバや Hyper-V 仮想環境、またはその混在環境のシンプル・簡単、かつ統合的な保護が可能です。SQL Server 2016、Exchange 2016、Active Directory などのアプリケーションのオンラインバックアップにも対応できます。
Office 365 (Exchange Online) の柔軟な保護
クラウド上の Office 365 のメールデータを安全に保護できます。メールデータをオンプレミスにバックアップして保管できるだけでなく、完全に削除したメールボックス、予定表、タスクなど、各アイテム単位で柔軟に復旧できます。メールボックスを指定してバックアップするフィルター機能により、バックアップ時間の短縮、ネットワークの負荷軽減が可能です。
目標復旧ポイント (RPO) と目標の復旧時間 (RTO) を可視化するSLAレポート
指定された期間に利用可能な復旧ポイントを可視化する RPOレポートと、実際の復旧時間と目標の復旧時間の値の比較結果を可視化する RPOレポートを自動生成します。このレポートを活用することで、経営層や業務部門への SLA (サービス レベル アグリーメント) の確保が可能になり、業務の継続性の向上を支援します。
<Arcserve Backup r17.5の 主な新機能>
クラウド環境への直接バックアップ
バックアップ先として、テープ、ディスクに加えてクラウドを指定することで直接クラウドストレージにバックアップできるため、災害対策をより簡単に実現できます。また、データの復旧時は、自動的に最適なバックアップ先を選択するスマートリストア機能により簡単な復旧が可能です。
Amazon Storage Gateway VTLのサポート
Amazon Storage Gatewayが提供する仮想テープライブラリをオンプレミスサーバのバックアップ先として利用できます。これにより従来のテープ運用を大きく変更することなく、バックアップデータのクラウド保管を実現し、災害対策を強化できます。
Windows Server 2016 のサポート
Windows Server 2016 をサポートします。また、バックエンド データベースとして SQL Server 2016 を利用できるようになりました。従来からの操作性と簡単さをそのままに、災害復旧やアプリケーションのオンラインバックアップが可能です。
<Arcserve UDP 7320 Applianceの主な特長>
24TBのディスクを内蔵し、より大規模な環境に対応
Arcserve独自のI2テクノロジによる継続的な増分バックアップで、効率よく短時間でバックアップします。重複排除のハッシュ領域用にSSD 480GBを標準搭載しているほか、バックアップ先ストレージを24TB内蔵しており、追加でストレージを調達する必要もありません。バックアップ容量が24TBを超える場合は2台目以降を増設しスケールアウトすることが可能です。
<提供時期>
Arcserve UDP v6.5 、Arcserve Backup r17.5:2017年3月6日(月)より受注開始、2017年3月13日(月)より出荷
Arcserve UDP 7320 Appliance:2017年4月3日(月)より受注を開始
<価格>
Arcserve UDP v6.5:10万円より ※1年間の保守サポートを含む(税別)
Arcserve Backup r17.5:15万円より (税別)
Arcserve UDP 7320 Appliance:640万円 ※5年間のハードウェア・ソフトウェアの保守サポートを含む(税別)
Arcserve Unified Data Protection (UDP)について
Arcserve UDPは、仮想や物理の混在する複雑な環境のニーズを満たす次世代の統合バックアップ・リカバリ ソリューションです。 (1)仮想・物理環境やクラウドコンピュータ上のデータを一元的に保護できる集中管理機能、(2)環境全体にわたるバックアップデータの重複排除と遠隔拠点への自動転送機能、(3)災害時はシステムを即時利用可能にする仮想スタンバイとインスタントVM機能に加え容易な操作性で他のソリューションと一線を画しています。製品の詳細はこちらをご覧ください。
Arcserve Backupについて
Arcserve Backupは、国内のバックアップソフトウェア市場のWindowsプラットフォームで10年以上にわたってリーダーの位置づけ*を維持しています。クラウドの活用、データ重複排除、仮想環境の対応、スケジューリング、アプリケーションのオンライン保護など、きめ細やかなバックアップ/リカバリを簡単・高速に実現します。*出典:ミック経済研究所「ミドルウェアパッケージソフトの市場展望 2016年度版」製品の詳細はこちらをご覧ください。
Arcserve UDP Appliance7000シリーズについて
Arcserve UDP Appliance7000シリーズは、イメージ バックアップ ソフトウェア「Arcserve® Unified Data Protection (UDP)」がプリインストールされたバックアップ専用サーバです。保護対象台数無制限のライセンスとバックアップ/リカバリ用に最適化されたハードウェアで、Arcserve UDPの使い勝手をそのままに、中規模環境のバックアップ/リカバリをより簡単かつシンプルに実現します。製品の詳細はこちらをご覧ください。
Arcserve について
Arcserveは、システムやアプリケーション、データなど業務遂行に欠くことのできないITインフラ全体に対して、包括的なバックアップ・リカバリ ソリューションを提供するデータ保護の専業ベンダーです。1990年の製品リリース以来、革新的かつ、実績あるバックアップソリューションの提供を継続しています。Arcserve Unified Data Protection (UDP)は、一瞬も止めることが許されないビジネスの要件に確実に応えることができる次世代の統合バックアップ・リカバリ ソリューションであり、これまでArcserveが培ってきたイメージバックアップ製品の技術が基盤となっています。Arcserveシリーズは、150か国以上の45,000社のお客様に対して、7,500以上の販売、ソリューションパートナー様を通して導入されています。Arcserveの本社は米国ミネソタ州ミネアポリス市です。Arcserveの詳細については、arcserve.com (Arcserve Japan: arcserve.com/jp )をご覧ください。
* 本文中に記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
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Arcserve シリーズ製品に関するお問い合わせ先
Arcserveジャパン・ダイレクト TEL: 0120-410-116 (受付時間: 平日9:00~17:30) e-mail: JapanDirect@arcserve.com
本件に関する報道機関からのお問合わせ先:
〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1-105神保町三井ビル Arcserve Japan 末吉 聡子 TEL: 03-4520-0637 email: satoko.sueyoshi@arcserve.com
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