ARCSERVEとSTORAGECRAFT が合併へ向け最終合意へ

拡充したデータ保護ソリューションでより強力なグローバルリーダーを目指す

※本リリースは、米Arcserve LLCと米StorageCraftから2021年2月24日(米国中部時間 6:00)発表されたプレスリリースの抄訳です。原文はこちらをご参照ください。 ※日本市場では、直近での変更予定はありません。arcserve Japan 合同会社は、従来通りのビジネス活動に従事いたします。

  • 単一ベンダーによる幅広いデータ保護ソリューションの拡充
  • ユーザーは最新のクラウドと次世代データインフラストラクチャを迅速に入手
  • MSP、VAR、およびディストリビューターは、合併効果のメリット獲得
  • グローバルなプレゼンスや規模と同時に、各地域での多様化を促進
  • 知的所有権を有するポートフォリオの組み合わせと研究開発への投資により、イノベーションとテクノロジーを加速

ミネソタ州エデンプレーリーとユタ州ドレーパー -2021年2月24日- 世界で最も経験豊富なデータおよびランサムウェア保護プロバイダーであるArcserve LLCと、すべてのデータの保護と可用性確保を使命とするStorageCraftは、本日、合併にむけた正式合意に署名したことを発表いたします。補完性の高い2つの企業の合併が完了すると、SMBからFortune 50に及ぶ企業・組織向けのデータ管理および保護ソリューションの最も包括的なグローバルベンダーになります。合併により、データセンター、クラウド、SaaSアプリケーション、およびエッジ等で構成される、多様なワークロード全体の管理および保護を、一元化(単一化)したい市場ニーズに対応します。地理的範囲の拡大、幅広い製品ポートフォリオ、柔軟なビジネスモデル、および拡大されたイノベーションベースにより、合併後の企業は、MSP、VAR、ディストリビューターとチャネルパートナーに幅広い市場と収益の機会をもたらします。 <あらゆる規模の企業・組織が直面する課題への対処> 両社のポテンシャルを組み合わせることで、すべてのユースケースとビジネス継続性の課題に対処する製品を提供することが可能になります。 2025年までにグローバルデータストレージの合計が200ゼタバイト(100万TB)を超えると予測され、サイバー犯罪者は2021年までに11秒ごとに新しいビジネスを攻撃すると予測されています。企業・組織は、すべての環境のデータワークロードを単一ベンダーのソリューションで管理し、サイバー攻撃や人為的ミス、自然災害が発生した場合に備えてデータを保護、復旧できるようになります。 あらゆる規模の組織が、現在および将来に向け進化するデータインフラストラクチャを保護するための幅広いソリューションポートフォリオを単一のプロバイダーから選択できるようになります。 ソリューションポートフォリオは、 ハイブリッドおよびコンバージドデータ管理、サービスとしての惨事復旧(DRaaS)とバックアップ(BaaS)、SaaSの保護、クラウドへの直接データ保護、クラウドへのワークロード移行、その他のインフラストラクチャなどから構成されます。 <MSP、VAR、およびディストリビューターにとって重要な価値> 100%チャネルに焦点を合わせた組織の合併はパートナーにとって新しい収益機会を生み出します。大幅に拡張されたポートフォリオは、1つのベンダーからのソリューション、サービス、およびサポートによって、パートナーの販売プロセスを簡素化すると同時に、獲得可能な市場規模を拡大し、販売機会を拡大するのに役立つ多様性を提供します。柔軟な永年ライセンスおよびサブスクリプションからなるビジネスモデルは、市場と収益の機会をさらに最適化し、軋轢のない商取引を可能にします。 <将来のインフラストラクチャと次世代のデータワークロードへの投資を加速> ArcserveとStorageCraftは、既存のソリューションへの従来通りのサポートと投資を継続します。さらに、両社は研究開発と複合IPへの投資を増やし、製品ポートフォリオを強化します。チャネルパートナーとエンドユーザーは同様に、すべてのプラットフォームと場所で継続的なデータ可用性を実現するための迅速なイノベーションを目にするでしょう。 今後、ハイパーコンバージド、マルチクラウド、コンテナ、エッジインフラストラクチャ、次世代クラウドデータセンターなど、現状から次世代へのインフラストラクチャとデータワークロードへのスムーズな進化を目指します。 合併発表後に StorageCraftは ”StorageCraft, an Arcserve Company” としてブランド化されArcserveより提供されます。合併後は、Arcserveの現CEOである トム・シグノーレロと StorageCraft の現社長であるダグラス・ブロケットのリーダーシップの下で統合されます。 <今後の展開予定> ArcserveとStorageCraftを組み合わせたソリューションポートフォリオは、今後ディストリビューター、チャネルパートナーを通じて利用できるように準備をすすめてまいります。 <関係各社からのサポート コメント> Arcserve CEO、トム・シグノーレロ 「あらゆる分野の企業は、衰えることのないサイバー脅威とグローバルな変化の中で、データ保護と管理の方法の変更を余儀なくされており、インフラストラクチャの最新化を検討しています。この合併により、1つのエコシステムですべての環境のすべてのワークロードをサポートすることで、新しいワークロードが発生し、インフラストラクチャが進化したときに備えて、他のどのベンダーよりも優れた立場にあり、現在および将来の確実性を提供します。大きな市場ギャップを埋める最前線に立つことができます。お客様は、解決しようとしている課題をより複雑にするだけのアドホックソリューションから解放されます。」 StorageCraft、会長兼CEO、マット メデイロス氏 「SMBおよびMSP市場におけるStorageCraftのリーダーシップと、エンタープライズおよびVARエコシステムにおけるArcserveの強みの組み合わせは、データ保護およびリカバリ市場にとって画期的なものです。」 StorageCraftの社長、ダグラス・ブロケット氏 「合併の完了後、統合された事業範囲と規模により、劇的に幅広いソリューションのポートフォリオを市場に投入できるようになります。同時に、チャネルパートナーとの連携、お客様にサービスを提供できるリソースが拡大することで、確実な成長を目指します。」 IDC、リサーチディレクター、フィル・グッドウィン氏 「ArcserveとStorageCraftの組み合わせは、補完的なハードウェアとソフトウェアのプラットフォームを組み合わせているため、非常に興味深いものです。Arcserveのデータ保護およびデータセキュリティポートフォリオは、StorageCraftのオブジェクトベースのデータ保護アプライアンスプラットフォームと組み合わせると、データ保護およびリカバリを超えたソリューションの可能性があります。データ保護、セキュリティ、および二次利用への全体的なアプローチは、多くのIT組織が検討している種類のソリューションです。」 DCIG LLC、社長兼創設者、ジェローム・ウェント氏 「StorageCraftとArcserveが1つの会社として統合されると、データのバックアップおよび保護業界の現状を変化させる可能性が非常に高くなります。両社は、補完的な市場で事業を展開していて、市場をリードする製品を備え、よく運営されている組織です。統合された組織として、企業から最小のオフィスまで、すべて単一のソースからソリューションにアクセスできるようになります。これにより、企業・組織のIT環境にデータ管理を実装する方法に、新しい自由度と潜在的に良い選択肢を提供し、さらに将来のデータワークロードに対して強力でシンプルなロードマップを提供します。この合併は、おそらく競合他社を除いて、すべての人にとって好意的に受け入れられるでしょう。」 Paragon Micro、ソリューション&サービス ディレクター、ジェフ・リチャーズ氏 「2つのチャネル中心のデータ保護リーダーの合併は、チャネルにとって良いニュースを意味します。クラス最高のソリューションの統合ポートフォリオは、私たちにとって非常に魅力的です。製品の重複が最小限であるため、サービスを追加し、市場と収益の機会を拡大する可能性に大いに期待しています。」 背景情報やファクトシートなど詳細については、以下のWebサイト (英語) をご覧ください。 Arcserve StorageCraft Arcserveについて Arcserveは、システムやアプリケーション、データなど業務遂行に欠くことのできないITインフラ全体に対して、包括的なバックアップ・リカバリ ソリューションを提供するデータ保護の専業ベンダーです。1990年の製品リリース以来、革新的かつ、実績あるバックアップ ソリューションの提供を継続しています。Arcserve Unified Data Protection (UDP)は、一瞬も止めることが許されないビジネスの要件に確実に応えることができる次世代の統合バックアップ・リカバリ ソリューションであり、これまでArcserveが培ってきたイメージ バックアップ製品の技術が基盤となっています。Arcserveシリーズは、150か国以上の45,000社のお客様に対して、7,500以上の販売、ソリューション パートナー様を通して導入されています。Arcserveの本社は米国ミネソタ州ミネアポリス市です。Arcserve の詳細については、本社サイト arcserve.com もしくは、Arcserve Japan サイトをご覧ください。 StorageCraft について StorageCraftは、20年近くの間、高度なデータ管理、保護、およびリカバリソリューションを革新してきました。チャネルパートナーと協力して、中小規模の組織が常にビジネスに不可欠な情報を安全に、アクセス可能で、最適化しておくことができます。お客様は、カテゴリをリードするインテリジェントなデータ保護の恩恵を受けており、管理ソリューションは、プライマリおよびセカンダリのスケールアウトストレージプラットフォームと、ワールドクラスのクラウドバックアップおよびDRaaSサービスを統合しています。組織がオンプレミス、クラウドベース、またはハイブリッドIT環境のいずれに依存しているかに関係なく、StorageCraftは、クラス最高のデータ保護およびリカバリソリューションを通じてビジネス継続性を確保しながら、爆発的なデータ増加の課題を解決します。詳細については、storagecraft.comをご覧ください。 *本文中に記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。 Arcserve シリーズとソーシャル・ネットワーク・サービス Arcserve オフィシャル・サイト Twitter Facebook Arcserve Blog Arcserveシリーズ製品に関するお問い合わせ先 Arcserveジャパン・ダイレクト TEL: 0120-410-116 (受付時間: 平日9:00~17:30) e-mail: JapanDirect@arcserve.com 本件に関する報道機関からのお問合わせ先: 〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1-105神保町三井ビル Arcserve Japan 平野祐司 email: yuji.hirano@arcserve.com