Arcserve Japan、HCI環境のバックアップ導入・提案に対する実態調査を実施
バックアップ対象のデータ容量の増加に不安を抱える担当者が多く、
システム移行先として、HCIを含む仮想化環境やクラウドへの期待が高まる
2019年2月27日
arcserve Japan合同会社(本社:東京都千代田区、職務執行者社長:江黒 研太郎 以下、Arcserve Japan)は、Arcserve製品の利用者やパートナーを対象に「ハイパーコンバージドインフラ*(以下、HCI)環境のバックアップ導入・提案に対する実態調査」を実施しました。
【調査概要】
・実施時期:2019年1月21日~2月4日
・実施方法:インターネット調査
・有効回答数:824件
・回答者属性:「情報システム」「システム企画・運用」「インフラ」の担当者。内訳は、SEが60%、営業が15%、設計が8%、その他20%
【調査結果概要】
今回の調査結果では、情報システム関連業務に携わる担当者の間でHCIへのマインドシフトが進み、日々のバックアップ運用に課題を抱える中、次のシステム移行先としてHCIを含む仮想化環境やクラウドに期待を寄せていることが判明しました。
・ハイパーバイザーを検討する際に重視するのは、価格や性能よりも「生産性・メンテナンス性の高さ」
・37%が「バックアップ対象のデータ容量の増加」に悩み、課題を抱えている
・オンプレミスからのバックアップ環境の移行先は、半数が「HCIを含む仮想化環境」
ハイパーバイザーを検討する際に重視するのは、生産性・メンテナンス性の高さとする回答が31%で、価格(17%)や導入実績(17%)、性能(8%)を大きく上回る結果になり、運用管理上の業務効率を重視する傾向が顕著にみられました。
回答者が抱える悩みのうち最も多かったのが「バックアップ対象のデータ容量の増加」で、37%にのぼりました。IoT時代の到来により各種センサーデータなども大量も取得できるようになったことから、今後もデータの爆発的な増加は避けられず、バックアップ技術やバックアップ先の選定が大きな課題となりそうです。このほか、「リストア/リカバリを実施したことがなく、障害発生時に戻せるか不安」という声も19%にのぼり、大規模災害の多発により企業の間でBCP対策強化の現実味が増している中、“いざというときに遅滞なくシステム復旧できるのか“と、不安を抱える担当者が多いことがわかります。
また、オンプレミスからのバックアップ環境の移行先としては、半数が「HCIを含む仮想化環境」と回答し、「クラウド」が46%で続いています。今後のシステム移行先として、HCIを含む仮想化環境やクラウドを志向していることが判明しました。一方で、「オンプレミスを続ける」と回答した人が39 %と、一定量存在する点に、ニーズに応じた選択肢の広がりが見られます。
調査結果はこちらをご参照ください。
【セミナー開催のご案内】
arcserve Japan合同会社とニュータニックス・ジャパン合同会社は、最適なHCIとバックアップソリューション選定のためのセミナーを共同で開催します。
・名称:仮想化・クラウド時代を乗り切る、HCIとバックアップ徹底解説セミナー
〜情シスが「選択の自由」を勝ち取るために〜
・日時:2019年3月6日(水) 13:30 - 16:45 (受付開始 13:00)
・会場:鉃鋼エグゼクティブラウンジ&カンファレンスル ーム
〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-8-2 鉃鋼ビルディング 南館4階 Room2
・主催:arcserve Japan合同会社、ニュータニックス・ジャパン合同会社
・協力:SB C&S株式会社
・費用:無料
・定員:90 名
・詳細は、こちらをご覧ください。
*ハイパーコンバージドインフラ(HCI)とは:サーバー仮想化に必要な主要コンポーネントを1つの筐体にまとめ、ソフトウエアを用いてそれらコンポーネントの統合を実現しているもので、要求に応じてリソースを追加すれば簡単に拡張可能。こうした特長から、投資対効果を最大化したいデータセンター事業者のみならず、運用管理の最適化やシステム導入/構築のスピード化を考える企業にも歓迎されている。
Arcserve について
Arcserveは、システムやアプリケーション、データなど業務遂行に欠くことのできないITインフラ全体に対して、包括的なバックアップ・リカバリ ソリューションを提供するデータ保護の専業ベンダーです。1990年の製品リリース以来、革新的かつ、実績あるバックアップソリューションの提供を継続しています。Arcserve Unified Data Protection (UDP)は、一瞬も止めることが許されないビジネスの要件に確実に応えることができる次世代の統合バックアップ・リカバリ ソリューションであり、これまでArcserveが培ってきたイメージバックアップ製品の技術が基盤となっています。Arcserveシリーズは、150か国以上の45,000社のお客様に対して、7,500以上の販売、ソリューションパートナー様を通して導入されています。Arcserveの本社は米国ミネソタ州ミネアポリス市です。Arcserveの詳細については、arcserve.com (Arcserve Japan: arcserve.com/jp )をご覧ください。
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本件に関する報道機関からのお問合わせ先:
〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1-105神保町三井ビル Arcserve Japan 末吉 聡子 TEL: 03-4520-0637 email: satoko.sueyoshi@arcserve.com
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