Arcserve Japan、イミュータブル ストレージ「Arcserve OneXafe」の新モデルを発表
~ 日本のお客様の要望に応えた戦略モデルをグローバルに先駆け国内市場に先行投入、小規模から中堅・中小規模企業のランサムウェア対策を支援 ~
2023年10月3日
arcserve Japan合同会社(本社:東京都千代田区、職務執行者社長:公家 尊裕 以下、Arcserve Japan)は、ランサムウェア対策に有効なデータ保護ソリューションのイミュータブル*1 ストレージ (不変ストレージ)、「Arcserve OneXafe(ワンセーフ)4500シリーズ」における新モデル 「OneXafe 4512-32」を、2023年10月3日より受注開始、10月4日より出荷開始します。
「Arcserve OneXafe」は、2021年3月のStorageCraft社買収によって拡充した、Arcserveのデータ保護ソリューションです。2022年6月より国内で販売している既存ラインアップでは、主に中規模以上のシステム群のデータ保護を目的とし、保存データ量に応じて32テラバイト・48テラバイト・72テラバイトの3種類を用意しています。
新モデル「Arcserve OneXafe 4512-32」は、従来のラインアップのローエンドモデルの位置づけで、10テラバイトまでバックアップデータを安全に保管可能です。また、新モデルは日本のお客様からの要望に応えた戦略モデルであり、世界市場に先行して国内市場に投入します。小規模から中堅・中小規模までの企業でのランサムウェア対策に最適なイミュータブルストレージです。
Arcserve Japanは、「Arcserve OneXafe」のラインアップ拡充により、小規模から中規模以上のシステムまで、幅広い企業のデータ保護ニーズに柔軟に対応してまいります。
<提供開始時期>
受注開始: 2023年10月3日(火) 出荷開始:2023年10月4日(水)
<価格>
・Arcserve OneXafe 4512-32 (10テラバイト モデル + 3年メンテナンスの合計額) : 496万円 (税抜)
※ 本体 + 5年メンテナンスの合計額は 591万円 (税抜)
<仕様>
技術仕様 | 4512-32 |
---|---|
ハード ディスク ドライブ (HDD)構成 | 4 TB (SAS, 7200 rpm) ×8 |
実効容量 / Raw 容量 (※1) | 10.6 TB / 32 TB |
電源 | リダンダント 750 W ホットプラグ(1+1), 電源定格:100-240V, 10A/5A, 50-60HZ |
重量 | 31.8 kg |
寸法 (W x H x D) | 482 x 86.8 x 715.5 mm, 2U |
動作環境 | 10℃ - 35℃(ただし、結露無きこと) |
冷却 | 可変速ファン x6 |
ファイル サービス プロトコル | SMB (2.0, 2.1, 3.0), NFS v3 |
イーサネット ポート | 4 x 10 GbE BASE-T(RJ45) または 4 x 10 GbE SFP+ |
USBポート | 2 x USB 3.0 (前面) |
遠隔電源管理 | iDRAC 1GbE ポート |
磁気環境適合性 | FCC Class A, EN 55022 Class A, EN 61000-3-2/-3- 3, CISPR 22 Class A |
※1 Raw 容量は HDD の合計容量です。OneXafe は3つの HDDに同一ブロックを書き込むので、実効容量は Raw 容量の 1/3 になります。 |
【OneXafe製品概要】
OneXafeは、バックアップ ソフトウェア「Arcserve UDP」、「Arcserve Backup」のバックアップ先としての利用に加え、バックアップ アプライアンス
「Arcserve UDP Appliance」の二次バックアップ ストレージとしても利用いただけるイミュータブルストレージです。Arcserve UDP や Arcserve Backup の運用・環境はそのままに、OneXafeを追加するだけでランサムウェア対策を強化でき、ハードウェアとソフトウェアのテクニカルサポートをArcserve Japanがワンストップで提供できる点が大きな強みです。
最近では、元データだけでなく、バックアップ データにまでランサムウェア攻撃の被害が及ぶケースも報告されており、事業継続の観点からもさらなるデータ保護への取り組みが急務となっています。Arcserveの提唱する「3-2-1-1ルール」では、オリジナルデータ、そのデータのコピー2つからなる「3」つを作成、「2」つの異なるメディアに保存、「1」つをオフサイトに保存、さらに「1」つをイミュータブル(不変) ストレージに保存することにより、重要なデータをより安全に保護することが可能になります。
<主な機能・特長>
・変更不可のスナップショットを自動的に取得
OneXafeはバックグラウンドで定期的に変更不可能なスナップショット*2を取得することで、ランサムウェア攻撃や不正アクセスによりデータに改ざんや削除があっても、スナップショットを使って正常時の状態に復旧することができます。
スナップショットは、共有を作成する際に指定する保持期間(Retention Period)に従って保存されます。バックアップ データがOneXafeの共有領域に書き込まれると、自動的にスナップショットを取得します。ランサムウェアやその他サイバー攻撃者は、”不変な”スナップショットを変更することができないため、万が一バックアップ データが破壊された場合でも、スナップショットにより、破壊される前の状態に復旧することができます。
・3つのディスクへ自動的にデータ ブロックを書き込み、ディスク障害に対応
OneXafeでは、1つのデータブロックを3つの HDD に書き込むため、同時に2ドライブの障害が起きてもデータは無くなりません
・重複排除、圧縮によるストレージの効率利用
OneXafe に保存されるデータは自動で重複排除/圧縮されるため、効率よく空き容量を利用できます。また、10 GbE のネットワーク ポートを搭載しており、大容量のデータを高速にバックアップできます。なお、Arcserve UDP のバックアップ先としてArcserve OneXafe を利用する場合、Arcserve UDP の重複排除機能を併用することもできます。
・管理コンポーネント「OneSystem」により、どこからでも容易に管理可能
OneXafeは「OneSystem」により管理され、共有フォルダやスナップショットを容易に設定できます。クラウド上ですぐに利用可能な「パブリック OneSystem」と、オンプレミスに構築する「プライベート OneSystem」の2種類から選択でき、1つの OneSystem アカウントで複数の OneXafe 環境を統合管理することが可能です。
*1 イミュータブル:不変を意味します。イミュータブル ストレージは、変更不可能なスナップショットを保持することで、バックアップ データをサイバー攻撃から保護します。
*2 スナップショット:ある時点でのデータを、まるで写真を撮るように素早く、そのままの状態のイメージを保存する機能です。
Arcserveについて
世界トップ5のデータ保護ベンダーであるArcserveは、SMBからエンタープライズまで、場所や複雑さを問わず、すべてのデータワークロードを管理、保護、復旧するためのクラス最高のソリューションを幅広く提供しています。Arcserveのソリューションは、複雑さを排除しながら、あらゆるデータ環境において、クラス最高の費用対効果、俊敏性、大規模な拡張性を備えたデータ保護と確実性をもたらします。オンプレミス、オフプレミス(DRaaS、BaaS、Cloud-to-Cloudなど)、ハイパーコンバージド、エッジインフラが含まれます。30年近くにわたって受賞歴のある製品に加え、継続的にイノベーションに注力してきたことで、パートナーやお客様は、次世代のデータワークロードとインフラへの最速ルートを確保することができます。Arcserveは、100%チャネル販売により150カ国以上で事業を展開しており、1万9,000社のチャネルパートナーが23万5,000社のお客様の重要なデータ資産の保護に貢献しています。Arcserve の詳細については、本社サイトもしくは、Arcserve Japan サイトをご覧ください。
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