Arcserve Japan、統合型データ保護ソリューションの最新版「Arcserve UDP 10」を発表

~サイバーレジリエンスの向上およびクラウド環境における保護強化 ~

2024111

arcserve Japan合同会社(本社:東京都千代田区、以下 Arcserve Japan)は、統合型データ保護ソフトウェアソリューション「Arcserve ® Unified Data Protection UDP) 」の最新版「Arcserve® Unified Data Protection 10 (以下、Arcserve UDP 10)」を、2024111日(金)より販売開始いたします。

今回の新バージョンでは、現行の「Arcserve UDP 9.0」から、「サイバーレジリエンス」を一段と強化する機能やオンプレミス環境だけではなくクラウド環境の保護を強化する機能を多数追加しました。

 近年、AI技術の台頭などにより、国内外でサイバー攻撃の脅威が高まっています。ここで求められるのがサイバー攻撃を受けることを前提に、被害を最小限に抑え、組織の機能を迅速に回復する能力「サイバーレジリエンス」です。欧州では、サイバーレジリエンス法(EU Cyber Resilience Act=CRA)が202410月に成立するなど、「サイバーレジリエンス」に世界的な関心が高まっています。

このようなユーザーの課題解決を Arcserve UDP 10 が強力に支援します。
Arcserve UDP 10紹介ページ: https://www.arcserve.com/jp/elevating-cyber-resilience-udp-10 

 

◾️Arcserve UDP」とは

仮想や物理の混在する複雑な環境のニーズを満たす次世代の統合バックアップ/リカバリ・ソリューションです。容易な操作性や災害対策などの豊富な機能を標準で利用でき、多様なクラウドサービスにも対応しています。URL: https://www.arcserve.com/jp/products/arcserve-udp     

 

Arcserve UDP 10の主な新機能・拡張機能

◎サイバー レジリエンスの強化を支える機能

1:アシュアードセキュリティスキャン
バックアップ取得後に自動でバックアップデータのマルウェアスキャンを実施し、ランサムウェアなど悪意のあるファイルのない、クリーンなデータリストアを実現します。

2:読み取り専用データストアのインポート/マウント
テープやイミュータブルストレージに二次バックアップしたデータを、Arcserve UDP 復旧ポイントサーバ(RPS)の読み取り専用データストアとしてインポートできます。従来バージョンでは、元のデータストアとリストアしたデータストアが同居できない仕様でしたが、今回のアップデートによりバックアップの運用に影響を与えることなく、リストアの訓練を行えます。

3:SQL データベースのバックアップデータのマウント
バックアップするデータの内容確認を実際のリストア実行前に行うことで、リストア完了後の問題発覚を未然に回避できます。また、マウントしたデータベースは検証用データベースとしても活用できます。

4:RPSデータストア用共有フォルダの削除
共有フォルダの利用を止めることでRPSデータストアへのリモートからの不正アクセスを防ぎ、ドライブ レターの無いデータストアと合わせて、ランサムウェア対策を強化できます。
 

◎クラウド/オンプレミス環境のデータ保護を強化する機能

1:Google Cloud Platform (GCP) への仮想スタンバイ
事業継続(BCP)を実現する仮想スタンバイ先のパブリッククラウドの選択肢として、GCPが新たに利用可能になり、安心の選択肢が増えました。

2:仮想スタンバイの手動実行
任意のタイミングで仮想スタンバイを実行できるようになり、 Amazon EC2 Microsoft Azure での Windows システム復旧が、簡単に行えるようになります。

3:1対多のレプリケーション
同時に2か所以上のRPSにバックアップデータのレプリケートができるようになり、バックアップデータを柔軟に多重化することで、災害対策を強化できます。

4:RPSリモート共有データストアに設定可能なUNCパスワードの長さ拡張
Azure Files RPSのデータストアに指定できるようになり、リモートデータストアの共有フォルダで、120文字までのパスワードが利用可能になります。

5:新しいLinux カーネルの自動サポート機能
Linux OS のカーネルを更新した際に、新しいカーネルに対応したドライバを自動的に適用するため、管理者の手間を軽減しつつ、バックアップ精度を向上できます。

6:RHEL 9.x系のベアメタル復旧(BMR)およびインスタントVMのサポート
Red Hat Enterprise LinuxAlmaLinuxRocky Linuxなどの最新バージョンの事業継続・災害対策が可能になります。
 

■販売開始時期及び価格に関する詳細

<販売開始>
・受注開始日:2024111日(金)
・出荷開始日:2024117日(木)

<価格>
Arcserve UDP 10.0 Advanced Edition - Server(永久ライセンス):151,000円(税抜)より ※1年間のメンテナンスサポートを含む
Arcserve UDP 10.0 Advanced Edition - Server(サブスクリプション):52,000円(税抜)より ※1年間の使用権とメンテナンスサポートを含む
 

Arcserveについて 
Arcserveは、統合データレジリエンス ソリューションのパイオニアです。40年以上にわたり、世界150カ国で3万社を超えるチャネルパートナーの皆様に、データレジリエンスの強化、紛失データの復旧、事業継続の確保についてArcserveを高く評価していただいています。Arcserveは、データ保護とリカバリに対する統一されたアプローチ、ワールドクラスのテクニカルサポート、および最小限の総所有コストにより、ビジネスのさまざまな状況からのデータ管理、防御、そして最も重要なデータ復旧を支援します。詳細は 、本社サイト www.arcserve.com もしくは、Arcserve Japan サイト www.arcserve.com/jp をご覧ください。X (旧 Twitter) では @Arcserve_jp をフォローください。

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